トラブルの報告がいっぱい!デリー国際空港の深夜タクシーに気を付けろ!
タクシーに乗るか乗らないか。それが問題だ。
みなさんこんばんは。
アイナメチヌオ@空港のベンチです。
前回の記事を読まれていない方はぜひソチラから。
さてさて。
深夜のインドに到着後、既に2つの危機を脱したわたくしアイナメチヌオですが、
ちょっと退屈になってきてしまいました。
だって夜明けまでまだ全然時間あるし。
僕は早くニューデリーの街を歩きたくてウズウズしているのである。
できることなら夜のうちに宿を決めて、日の出とともに歩きたい。
なぜならインド人の朝は早いので(知らないけど)、その活動の時間に合わせて僕も活動したいからである。
というわけでさっそくタクシーに乗ってニューデリーの安宿街に行こう!
と決断したいわけですが、事前に調べた情報によると、深夜に空港で捕まえられるタクシーは怪しいタクシーが非常に多いとのこと。
ぼったくられたり、目的地と違う場所に連れていかれたり、場合によっては犯罪に巻き込まれることも。。
というおぞましい記事がこれでもかというくらい溢れておりました。
さすがに旅行初日にそれは困る。
なら朝まで本を読みながら空港で待って、明るくなってから安全に移動しよう。
・・・・・。
いやまて。
時間がもったいない。
せっかくインドに到着したんだぞ。
ただベンチに座ってインドのおっさんの目の保養になっている場合ではないだろう。
ふーむ、どうしたモノか。
と、しばし逡巡した結果。
今までの旅行で大きなトラブルに遭ったことのない僕は、楽観的にも夜のタクシーで移動するという決断をしました。
タクシーはたくさんいる。
恐らく本当に怪しいタクシーもあの中に少なからずいるのだろう。
だがしかし、そんな悪党に紛れて善良なタクシーも多くいるはずである。
というか、普通に考えればそちらの方が多数派なはずである。
それに、今まで大きな不運に見舞われたことのない運と、”良さそうな人” を見極める自分の目には多少の自信がある。
よし。決めた。
タクシーを捕まえて、いざインドの街へ出発するぞ!!
安全で善良なタクシーを探そう♪
というワケで、
悪者だらけ(と言われている)中から、善良なタクシーを探そうとタクシー乗り場へ出たところ。
来ましたよ。
さっそく来ました。
愛想の良い優しそうなオジサンが話し掛けて来ました。
イヤイヤ。
ガイドブックの注意書きの一番上に書かれてましたよ。
“愛想よく客引きしてくるタクシーは100%怪しいです。”
まさにキミのことだな!!!!
しっかり予習してきた僕は、その手には乗らないぜと言わんばかりにあしらい、
次々に降りかかる火の粉を新体操の選手のように軽やかに避けながら
ついに数メートル先に見つけたのです。
言い寄ってこない。
でも目が合うとスマイルをくれる。
顔は非常に朗らか。
比較的ほかのタクシーの運ちゃんからの扱いが雑。
コレだ。
キミは間違いなく悪人ではない。
ただ不器用なだけの善人だ。
恐らく悪いことをして効率良く稼ぐという事ができないので、昨日の稼ぎもデリータクシー協会のメンバーの中で下から5番目くらい。
それを朝から周りのメンバーにいじられたので、今日のキミは少し憂鬱なんでしょう。
キモチは分かる。
でもそれは恥じることではない。
みんながやっているからと言って悪いことを一緒になってやるのは愚か者のやることだ。
善悪を自分で考え、悪いことはやらないと自分で決断し行動できるキミこそがデリータクシー協会の中で一番輝いているのだ。
そう、輝いているからこそ僕はキミを見つけることができたのだ。
できれば今思ったことの全てをこの朗らかな運ちゃんに直接伝えてあげたいが、さすがに英語では全てのニュアンスを伝えきれる自信がない。
そしてそもそもデリータクシー協会なんて無いと思うので、ヘンに話をややこしくしてしまう危険性もある。
残念だがこの思いは胸に秘めたままにして、おとなしくこの朗らかな運ちゃんのタクシーに乗ることにしよう。
ひとまず話し掛けてみると、やはり思った通りの反応である。
押しつけがましくはないが愛想が良く、しっかり答えてくれる。
ニューデリーの安宿街に行きたい旨を伝えると、二つ返事でOKであった。
これなら心配ない。
やはり十分に用心して旅は進めるべきである。
ではよろしくということでタクシーに乗り込み、車内の独特なニオイにインドを感じながら僕はひとつ大きな障害を乗り越えた喜びを噛みしめたのであります。
いざ、インドの中心地へ!!
さて、 僕はこれから、いよいよインドの中心地へ意気揚々と向かっていくのです。
思った通り、この朗らかな運ちゃんはいい人である。
英語も聞き取りやすい速さで話してくれるので助かる。
インドの美味しいモノの情報も得ることができた。
そして10分ほど雑談しながら乗っていた時のことです。
朗らかな運ちゃんがおかしなことを言い出しました。
“そういえばニューデリーの安宿街に行きたいって言っていたけど、あんな店じまいしてしまった通りに行ってどうするの?”
え?????
イヤイヤ。
なにをおっしゃる。
ちゃんと今年度版の某有名ガイドブックにも書いてあるではないか。
ホラ。
この朗らか運ちゃん(もう書くのが面倒なので、以下朗ちゃんと呼びますね)は、場所を勘違いしてしまっているのだろうか?
ガイドブックと地図を見せたところ、
“No,No. このガイドブックの情報は古いヨ。”
“もうこの通りは半年前に規制がかかって、宿は1件も残ってナイヨ。”
・・・・。
ウソでしょ?
日本の優秀な編集者たちが、そんな情報を書き漏らすはずがない!
朗ちゃん、ちょっと勘違いしているかもしれないからとりあえず行ってみてよとお願いしたところ、イイヨ、とのことで連れて行ってくれる事になりました。
さて、次回は無事に目的地に着けたのかどうか。
深夜タクシー攻略の後編です。







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