バックパッカー ”りょうたろうさん” と遭遇
みなさんこんにちは。
無事バラナシ行きのチケットを確保したアイナメチヌオです。
今日は、
このインド旅行の中で起きた最も素敵な出来事の1つである、男性バックパッカーとの出会い
についてお伝えします。
それは寝台列車の出発時間まで駅の周りをウロウロしていたときのこと。
飲み物や雑貨を売っているお店から一人の日本人バックパッカーが出てきたのです。
コカ・コーラを手に持ちながら。
でも、それ自体は特になんでもない風景。
日本人旅行者なら今日一日ニューデリーを歩いていて何人か遭遇したので特に珍しくもないし、多少イケメンですが目を引くほどの個性的な外見ではありません。
でも僕は、その男の人のことがめちゃくちゃ気になってしまったのです。
それはなぜかと言うと・・・。
明らかに、気の毒なほど元気が無かったから
です。
今まで生きてきて、ドラマやコント以外であんなに肩を落として歩いている人を見たことはありません。
”アナタ、地面しか見えてないでしょ!?”
とツッコみたくなるくらい、真下を向いてトボトボと歩いているのです。
なにがあったかは知らないが、コレはただ事ではない。
自殺でもしてしまうんじゃなかろうか。
なにか僕が力になれることはないだろうか、と考え、声を掛けることにしたのです。
ぼく 「こんにちは、日本人の方ですか??」
男性 「あ、こんにちは…。」
これが、僕とりょうたろうさんとのファーストコンタクトです。
超そっけないやりとりですが、このやりとりで、3つ分かったことがありました。
- どうやら日本人である。
- 思った通り、めちゃくちゃ元気が無い。
- 根は絶対めちゃくちゃ優しい人。
という3点です。
3つ目の ”優しい人” というのがなぜ分かったかと言うと、
異常に落ち込んでいるのに愛想笑いを忘れずにしてくれたから
です。
これだけ精神をやられいている状況で自然とあの朗らかな表情で反応するというのは、常日頃かなり穏やかに人に接していないとできないことだと思います。
なので、僕の中では一瞬で ”いい人” に認定。
同じインド旅行者同士、楽しくやりましょうよということで、コーラを飲みながら少しお話をしてみたのです。
詐欺られたのでバラナシに行きたいらしい。…って、それ僕と同じじゃん!!
いろいろ話してみて、ホントに驚きました。
境遇が僕とめちゃくちゃ似ていたのです。
なんと、昨日僕が詐欺られたあの時間に、同じように詐欺られていたそうです。
しかも被害額は500ドル。
僕の2.5倍。
そりゃ凹みますよね 笑
そしてもうニューデリーに居たくないからバラナシへ逃げたいそうです。
お気持ちは痛いほど分かります。
でもきっと、どこに行ってもそんなに変わらないと思います。
だって、デリーもバラナシもインドだし。
でもそんなヤボな事はもちろん言いません。
なにせ僕の目の前には今、
”同じ場所を目的地にしている優しい旅の同行人” と、”僕よりも多額の被害に遭った詐欺被害者” がいるんですから。
この出会いのおかげで、僕は俄然元気が出てきているんですから。
詐欺られたのは僕だけじゃなかったのです。
こんなに近くに、痛みを分かち合える友人がいたのです。
しかも傷の深さはが2.5倍の 笑
こんな素敵な出会いをしてしまったら、一緒にバラナシに行きたいに決まってるじゃないですか。
なので、野暮なことを言ってバラナシ行きを心変わりされてはたまったもんじゃありません。
その後いろいろとお話したところ、
- 年齢は僕の2つ上。
- 名前は ”りょうたろうさん”。
- バラナシ行きのチケットはもう確保済み。
- 音楽とお酒を愛している。
ということが分かりました。
そしていろいろ話しているうちにりょうたろうさんも元気が出てきたらしく、
”チヌオくん、一緒にガンジス川で沐浴しよう!!”
という心強いコメントが出てくるようになりました。
というわけで。
僕は無事ニューデリー一日目にして良き旅の同行者と出会い、
優しいインド人にも触れられ、
デリーの街の素晴らしさも感じることができたワケです。
昨晩とは打って変わって、とても良い旅になりそうな予感がしてきましたね。
次回は、2匹のゴキブリと両手に花状態で添い寝しながら到着したバラナシで宿探しです!






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